このたびは、須田郡司さんの石の語り部イベント第二回、12月22日 朔旦冬至2014
須田郡司・石の語り部(スライド&トーク)「世界と出雲の聖なる石」+鉱物演奏会を開催させていただきました。
寒い中お集まりいただきありがとうございました。
朝、太陽の光におもわずベランダへ出ました。しばらく、猫とともに陽を浴びました。気持ちがいい!
しかし、やはり京都の冬ですから風はものすごく冷たいです。
会場の安楽寺さまに移動。田中美穂植物店さんにこのえのこの石で作っていただきました物盆栽を奉納!
うつくしい苔のやまなみ、そこに水晶が鎮座。
それはまるで、須田郡司さんのお写真にある世界の石の在る風景なのです。
石の採取をされている天然石stonetatsuyaさんは窓辺の緑を配した石の展示をしていただきました。うつくしいですね。ひとつひとつの石を大切にされていることが伝わります。
正午過ぎ、冬のピリッとした空気がうつくしい安楽寺さまにて、須田郡司さんのスライド&トーク「世界と出雲の聖なる石」が始まりました。
地球の上に在る数々の巨石、磐座、山、古代の人々の暮らしの中にある風景を、須田さんの語り部からたくさんの事柄を感じることができました。
さまざまな生命の起源のような。
息吹き。
ただ、静かに在る。それはまるで石のようなうつくしい存在感が須田さんにはありますね。
そして、皆さま心地好い声の響きに感動されていました。
ケルトのひとびとが大切にしてきたシンボルのひとつトリスケル、まないなのマークとおなじでしたね。
合点がいきました。
鉱物和菓子と岩茶の時間。
冬至のお菓子と岩茶の振る舞いに、みなさま大変喜んでくださいました。
御菓子丸の冬至のお菓子
石の干菓子は藍の入った琥珀で水晶の形を模しグレーブルーの深い色合い、柚子の香と味、雲形の生菓子は、南瓜を包んだ求肥は光を孕んだかのようでした。
岩茶は移動喫茶キンメの味わいと香りをたのしみました。呼吸器系に良いとされる茶葉を使用していただきました。
「石のスライドと磐笛と水晶楽器演奏」が始まりました。
須田さんの世界の石の写真たちが流れるなか、磐笛の笹谷高理さんと、クリスタルボウルの演奏をさせていただきました。
イメージは「古代出雲」「素戔嗚尊と俣遠呂智」。
笹谷さんの磐笛の音がまるで大地に轟く雷のようであり、半透明の存在を感じるものだったりしました。
クリスタルボウルの演奏は光。
会場の住蓮山安楽寺さま、いつもありがとうございます。多大なる安心感という母性のようなものが安楽寺にはあります。
この日来ていただきました御客様、スタッフの皆様、ありがとうございました。
このえのこ∴路世
石の語り部、須田郡司
磐笛奏者、笹谷高理
水晶楽器、岡田路世
鉱物和菓子、御菓子丸
岩茶、移動喫茶キンメ
鉱物盆栽、田中美穂植物店&このえのこ
石採取展示、天然石stonetatsuya
「朔旦冬至(さくたんとうじ)」
新月と冬至が重なる希少な日なのだそうです。19年に一度だけ巡ってくる珍しい日。